1日自動車保険ってどんな保険?
ちょっと前に私たちの間でも話題になったのが「1日自動車保険」です。
スマホからも申し込めて、1日単位で入れる、とあって若者を中心に人気を集めているようです。
しかし、どんな車でも補償されるわけではないので注意が必要です。
1日自動車保険は誰が入れるの?どの車でも大丈夫?
基本的には運転免許が交付されていれば誰でも加入することができます。
「じゃあ1日自動車保険に加入すれば誰の車でも運転できるの?」というと、そうでもありません。
ほとんどの保険会社の1日自動車保険で、保険がおりる対象となる車が限定されています。
それが「本人と配偶者以外の車」「法人名義以外の車」「レンタカー以外の車」です。
自分の車や会社の車に乗っている時は、1日自動車保険は支払われませんので注意が必要です。
「友達の車」や、「実家の親の車」、「親戚の車」などを借りて運転している場合はオッケーです。
「運転免許は持っているけど、車はない。週末だけ友達の車で遊びにいく」というような、「たまに乗る車」「ちょっとだけ借りた車」を補償する保険という訳です。
車はないけど免許は持っている、という都心部の若者を中心に契約が伸びているということです。
1日自動車保険の補償内容は?
気になる補償内容はというと「対人、対物無制限、人身傷害なし、搭乗者傷害1000万円、レッカーサービス」が基本補償で、それにプラスして車両保険の有無を選べるシステムになっています。
当然ながら車両保険ありを選ぶと保険料が高くなります。
ちなみに1日自動車保険の車両保険の限度額は「300万円」で自己負担額が「15万円」です。
人身傷害保険がないので、運転手や同乗者が怪我をした時の補償が心配ですが、それ以外は十分な補償内容だと思います。
普通の自動車保険に入っていても1日自動車保険は必要?
自分の車を持っていても、友達の車を運転することはありますよね。
そんな時、その車に「家族限定」がついていたり「年齢条件」が高かったりすると、友達の車の保険は使えません。
こういう時に1日自動車保険に加入する必要があるか?というと、加入する必要が「ほぼ」ありません。
なぜならば一般的な自動車保険には「他車運転特約」と言って友人や知人の車を偶然借りていた場合の事故を補償する特約がついているからです。
ではなぜ、「ほぼ」と言ったかというと中には、「修理工場の車を借りた時のみ補償する」他車運転特約があるからです。
友人や知人の車を借りて運転する時は、自分の車の他車運転特約の補償範囲を確認してから乗るようにしましょう。
万が一補償範囲が狭いタイプの他車運転特約だった場合に、1日自動車保険を契約するとよいですね。
1日自動車保険の契約日数によって割引率が上がる
1日自動車保険を取り扱っている保険会社では、1日自動車保険の契約日数に応じて、新規で契約する普通の自動車保険の割引率を高くするというサービスがあります。
無事故だった場合という制限付きですが、最大で「20%割引」になりますので、今後車を買う予定がある人は、1日自動車保険を契約していた保険会社で新規契約をするとお得になりますね。
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