事故後に症状が現れる場合の対処法
交通事故による怪我はすぐに症状が現れるとは限りません。
切り傷のように出血を伴う怪我は事故直後にほぼ分かりますが、捻挫や剥離骨折、打撲などは事故後しばらくしてから症状が現れることが少なくないのです。
事故後しばらくして症状が現れた場合、対応を誤ると保険会社に怪我の対応をしてもらえないこともあります。
そこで、事故後しばらくして症状が現れてしまった場合の正しい対処方法をご紹介します。
事故から1週間以内に症状が現れた場合
症状が現れたのが事故日から1週間以内であれば、担当者に連絡の上 通院するようにしましょう。
基本的に事故日から7日以内に通院をすれば問題ありません。
例えば事故日が1月1日だとすれば1月8日までに初めての通院をすれば、保険金の支払い可否に影響を与えることはないのでご安心ください。
事故日、もしくは事故の翌日に担当者から電話がかかってきた時に「お怪我はございませんか?」と聞かれて「大丈夫です」と言ってしまっていても大丈夫です。
きちんと通院の前に連絡を入れておけばスムーズに怪我の対応を受けることができます。
事故日から1週間以上経過してから症状が現れた場合
事故から1週間以上経過してしまうと、保険会社は怪我の対応を断る可能性があります。
交通事故とその症状の因果関係がはっきりしないからです。
本当は事故の翌日から症状が出ていて辛かったけど、仕事や家事が忙しく通院する余裕がなかったというケースであれば怪我の対応をしてもらえる可能性が高いのですが、そうでなければ交通事故による怪我と認められないこともあります。
1週間経過する前に、症状が現れた場合はすぐに通院できなくてもその旨を担当者に伝えましょう。
事故から1週間以上経過して症状が現れたら担当者に症状を伝えた上で、今後の対応について相談してみてください。
事故日から10日以内であれば、なんとか保険対応してもらえることもあります。
その場合はただちに整形外科や総合病院を受診し、交通事故による怪我であるという診断書を書いてもらう必要があります。
事故日からの経過日数に関わらず保険対応をしてもらえないケース
事故日から日が浅くても、時間が経っていても怪我の対応をしてもらえないケースがあります。
- 初診が整骨院や接骨院で病院に行っていない
- 整体などのマッサージのみに通っている
- 事故と関係のない箇所を治療している
- 保険会社に怪我をしていることを連絡せずに通院している
こういったケースでは、保険会社は治療費だけではなく慰謝料や休業損害も支払わないことがあります。
事故により怪我をしたのであれば以下のルールを守って通院しましょう。
- 初診は病院に行く
- 整体やマッサージに行くのであれば治療費は自腹
- 怪我が発覚した時点ですぐに保険会社に連絡をする
まとめ
交通事故に遭い、事故日以降に症状が現れた場合は、まず保険会社に連絡を入れましょう。
7日以内であれば問題なく保険対応可能ですが、それ以降はケースバイケースで対応してもらえない可能性もあります。
通院する場合は、初診は整骨院や接骨院ではなく整形外科などの病院に行くようにしてください。
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