自動車保険に入れない人ってどんな人?
自動車保険のブラックリストは存在するの?
私が勤めていた保険会社には「ブラックリスト」が存在しました。
それは示談担当者が書く「契約に制限をつけて欲しい人の情報」です。
どんな人がブラックリストに載るかというと「1等級」や「事故多発者」です。
それ以外にも「無理難題をいう人」「飲酒運転をした人」「保険金詐欺を目論んだ人」もブラックリストに書きます。
このブラックリストが示談担当者から営業の部署に提出されたら、営業としてもう一度判断した上で、契約を断ったり、契約に条件を付けたりします。
ブラックリストに載っていない人でも断られる人はいます。
具体的に説明しますね。
等級が2等級の人
2等級の人はブラックリストに載るまでにはいたりませんが、断られる可能性は高いです。
自動車保険は6等級からスタートするので、ほとんどの人は6等級以上です。
中には免許を取得した年に事故を起こしてしまって3等級という人もいますが、その後事故を起こさなければ毎年等級が高くなります。
つまり、事故を連続して起こさない限り1等級や2等級にはならないのです。
「そんなに事故を起こす人なんていないでしょう」と思うかもしれませんが、実はいるのです。
示談担当者をしていると、毎年「常連さん」というべき契約者さんが現れます。
ひどい人では1ヶ月に1度事故を起こし、1等級張り付きです。
その方たちは次の契約更改では「契約謝絶」といって、契約を更新することができません。
ただし、代理店系損保であれば、「運悪く1年の間に2回も事故に巻き込まれてしまったせいで1等級になってしまった」といった契約者の場合は「制限付き」で契約を更新できる可能性もあります。
制限とは多くの場合、「車両保険に入れない」という内容です。
詳しくは「車両保険に入れない車ってあるの?」を参考にして下さい。
「等級をごまかして他の損保に乗り換えよう」と思う人もいますが、保険会社同士は情報交換システムで連携されているので、前契約の等級は1週間もすれば すぐにばれてしまいます。
2等級でしたら入れる保険会社があるかもしれないので、「自動車保険の一括見積り」を試してみて下さい。
もし1等級になったらなんとか今加入している保険会社で更新してもらえることを祈るのみです。
等級は高いけど、年に複数回の事故を起こした人
等級は高いのに事故を多発する人もいます。
どういう人かというと、家族から等級を引き継ぎ、その年度に何度も事故を起した人です。
こういう方は、現在加入している保険会社からは契約謝絶されてしまうことが多いです。
そして他の保険会社で加入しようと思っても、前年度の事故件数が情報交換システムによって共有されてしまいますので、新しい保険会社でも同じ結果になります。
契約を断られる基準は「1年に3回以上の事故」です。
2回であれば全部とは言いませんが、加入可能な保険会社はありますので「自動車保険の一括見積り」で探してみて下さい。
「平均30,035円」安くなった自動車保険の一括見積
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